英語学習の2タイプ

英語に限らず語学を習得する上でまず大切なのは、自分が「聞くこと」と「読むこと」のどちらに特化した人間かを知ることです。ある人は、耳で聞いた情報をうまく消化して、自分の言葉として応用する術に長けています。そういう人は会話能力には優れているのですが、いざ単語を書けと言われるとスペルが分からなかったり、検定試験などでは高得点を取れなかったりしますが、実践的な柔軟性があるので語学習得に向いています。

またある人は、文字として認識することで記憶を定着させ、体系的に言語を把握することに長けています。話しかけられるとうまく言葉が出なかったりもしますが、難しい文章でも理解できたり、誰かに教えることを得意とします。

聞く能力と、読む能力。或いは、話す力と、書く力。耳と目、瞬発力と正確性。全てをバランスよく伸ばせると良いのですが、誰しも根本的にはどちらかを得意とし、どちらかが不得意です。長所を伸ばし、短所を補うことは、英語学習において最も重要なポイントであるといえるでしょう。

まずはご自身がどちらのタイプか判別してみてください。一般的に、日本人には比較的後者が多い傾向がみられます。英語と日本語では基本的な文法や語順に違いが多いので、感覚的にやりとりをするには高度なセンスが必要とされ、理詰めで考えないと不安になるため結果的に文法に強い人が多くなるのです。黙々と作業をする職人気質の国民性が強いからでもあるでしょう。留学や語学学校、ネイティブとの触れあいを特別視するのもこのためですね。

もちろん、失敗を恐れずに会話を成立させるコミュニケーション力のある人も多いので、そういう人は習うより慣れろでどんどん英会話が上達します。それを理論的に反芻し、原理を補強することで永遠のカタコトから脱出する努力が必要です。あなたは読解力と聴解力、どちらに自信を持てそうですか?自分を知ってから、見合った学習法を選べると良いですね!